シニア起業のデメリット!細かいことも自分自身でする必要がある

起業をすれば良いことばかりと考えていませんか?シニア起業には確かにメリットはありますが、デメリットもあるためよく考えて起業しなくてはいけません。デメリットとしては細かいことも自分自身でしなくてはいけないということが挙げられます。

わかりやすいものを挙げるとすれば「雇用保険」や「健康保険」などがあります。会社に勤めていれば保険などの社会保障は会社も負担をしてくれますが、起業後は自分で行っていかなくてはいけません。

起業で新しく事業をするということは少なからずお金が動くことになります。利益が出ることもあれば損になってしまうこともあるため、収支の管理も忘れてはいけません。またお金が動けば税金のことも考える必要があり、税の計算や税務への手続きをする必要もあります。

自分ですべて行わなければいけないため、事前にどんな手続きが必要なのか?何をしなくてはいけないのか?よく調べてから起業をする必要があります。

他にも「勤務時間」が該当します。会社に勤めている場合であれば勤務時間が決まっていることが多いため、会社が定めた勤務時間通りに勤めていれば問題はありません。しかし起業後は勤務時間も自分で自由に決めることができるため時間に縛られることはありません。

時間に縛られないということは自由な時間に働けるとメリットにも聞こえますが実はデメリットにもなります。つまり勤務時間が1時間でも特に問題がないため、勤務時間を極端に短くすることも可能です。

自分の気持ち次第では勤務時間が短く、さぼりがちになってしまうこともあり、起業に失敗になってしまう可能性もあります。また勤務時間が自由のため人によっては働きすぎてしまうこともあるでしょう。働きすぎてしまう体調を崩してしまうこともあるため注意が必要です。

起業になると時間も自分で管理をしなくてはいけないため、無理のない範囲で働かなくてはいけません。しかもシニアとなると病気になりやすくなる人もいるため無理をしてしまうとなお体調を崩しやすくなってしまいます。健康診断も自分で行わなくてはいけないため、忘れずに行うようにしましょう。

起業をする場合は事前に準備することがあり、準備はすべて自分で行う必要があります。人によっては勤務時間や各種手続きの管理をするのが苦手という人もいるのではないでしょうか。管理が苦手という場合は起業に向いていない可能性も高いです。

自分自身ですべてできないという人は相談相手を見つけておくようにしましょう。シニア起業者向けにセミナーや無料相談を行っている会社や起業者もいるため、参加することで起業にはどんなことが必要になるのか?知ることができます。また会社設立の手続きは司法書士や行政書士といった専門家に相談することも可能です。

相談はないようによってはお金が掛かることもありますが、手続きの代行などを行っている会社もあるため、各種手続きを自分自身でできない場合は代行などのサービスを使うことも考えておきましょう。