シニアで起業するなら家族への相談も忘れずに!

シニア起業で忘れてはいけないことは「家族へ相談」することです。起業をする時、家族が起業に反対することは少なくないため、相談をしてあらかじめ理解を得ておく必要があります。もしも反対されてしまった場合でも、反対を押し切って起業することは可能ですが、あまり良い手段とは言えません。

シニア起業をなぜ反対するのか?と言うといくつか理由が考えられます。まず一つ目はやはり収入です。起業は軌道に乗るまでに時間がかかり、その間は収入がほとんどない状態が続くため安定した生活ができなくなる不安があるためです。

また起業をすれば勤務時間を気にせず働くことができますが、反面休日も休まず働いてしまいかねません。休日を共に過ごす時間が減ってしまうし、休まず働くと健康にもよくありません。シニアとなるとさらに体調を崩しやすくなるため体調のことを考えて反対されてしまうこともあります。こういったリスクがあるため反対されてしまうため、反対されたときの対処方法も知っておきましょう。

では反対されたときはどうすればよいのか?と言うとまずはまじめに向き合って説明することが重要です。なぜ起業しなくてはいけないのか?収入はどうするのか?どのような計画なのか?など家族と向き合って家族の不安を取り除くことを考えてみてください。

家族に反対されたときに有効的な手段は期限を決めて起業をすることです。例えば5年以内に結果が出なかったら、あきらめるなど期限付きの起業であれば賛成してもらえ、家族に起業を賛成してもらえます。

起業を反対する多くの人は収入に不安があるため、反対をしています。そのため、起業をするのであれば収入面の問題が解決できれば賛成を得ることも可能です。例えば副業をして収入があり、問題なく生活できていれば家族も賛成してくれる可能性があります。

シニアとなると年金受給もありますが、年金まで起業資金に充ててしまうと生活が苦しくなってしまうこともあるため注意が必要です。小さな規模で始めるか、お金を借りることも検討してみてください。

シニア起業をするにあたり家族へ相談して理解を得られることで起業を成功しやすくなります。理由としては起業後自分自身ですべて行わなくてはいけないため、意外と孤独になるケースが多いです。誰にも相談できず、すべて自分で抱え込んでしまうため、いつか大きな失敗の原因になってしまうこともあります。

しかし家族に相談して理解を得られれば、起業後に支えてもらえるため、精神的な負担も和らげることができます。実際、企業は家族に理解を得られた場合と得られなかった場合は、家族に理解を得られた方が成功率は高いです。

シニア起業で「家族への相談」はメリットが多いため欠かせません。配偶者や家族へ相談せずに起業をすることは可能ですが、失敗率が高くなるというデメリットもあるため、シニア起業をする場合は必ず家族に相談してから始めるようにしましょう。

家族が起業を反対理由の多くは、老後の資金に関係したものが多いため、シニア起業を反対された場合は老後資金のことをまず解決してから起業を提案してみてはどうでしょうか。家族が理解してくれれば起業後も働きやすく、問題があった時に相談することもでき起業後の心の支えとなり成功しやすくなります。