シニア起業での融資!できるだけしない方が良いの?

シニア起業をする場合、資金が足りない時に融資をして調達することもできます。では融資はした方が良いのか?しない方が良いのか?それぞれにメリットとデメリットがあるため紹介していきます。

メリットはやはり不足している資金を調達できるという点にあります。今までの蓄えや年金受給ではどうしても資金が足りないこともあるため、資金で困っている時にオススメです。

デメリットとしてはやはり「借金」として残ってしまう点にあります。融資を受けて起業で売り上げを得られれば良いですが、売り上げが悪い場合、返済することができず借金が残ってしまうため注意が必要です。

また融資を受けるといっても、必ず融資を受けられるわけではありません。融資には審査に通ることが必須のため、審査に通らず融資を受けられないこともあります。信用情報にキズがある場合、審査に通らず融資できない可能性が高いです。

融資はシニアだと審査に通りにくいという点にも注意しなくてはいけません。シニアとなると収入が年金収入のみとなりますし、体調不良で働けなくなったり、亡くなったりしてしまうこともあるため審査に通りづらいです。

起業はどんなに準備をしても必ず売り上げが出るわけではありません。そのため、自分の自己資金のみで起業をしてしまうと万が一、売り上げがない場合に生活費や運営資金に困ってしまうこともあります。

このことを考えるのであれば、自己資金は残しておいて融資をした方が良いこともあります。融資を受ける、受けないにそれぞれメリットがあるためよく考えて融資を利用するようにしましょう。

ただし、起業後に資金や生活費が足りないため融資を受けるという場合は注意が必要です。起業後に融資が必要という場合は、事業の成績が出ていない場合も多いでしょう。事業の成績が良くない場合、審査に通りにくくなってしまいます。

そのため、起業をしてあまり売り上げがないため融資が必要といった場合に途中融資は困難のため気を付けてください。このことを見越したうえで、最初から融資をしておくことも検討してみてください。

起業というと資金が多い方が良いというイメージはないでしょうか。こういった考えの人は起業時に高額融資を考えてしまう人もいます。しかし高額融資を考えている人の起業失敗率は高いため、シニア起業を考えている人にオススメはできません。

理由としては資金が豊富にあることから、無駄に経費を使ってしまうからと考えられています。資金が豊富にあれば余裕を持って事業を進められますが、豊富な資金があるからと言って経費削減をしないと失敗の原因となるため注意が必要です。

融資を受けるとこういった失敗の可能性も出てくるため、融資はよく考えてから行う必要があります。また融資には金融機関に提出する書類も多く、書類をそろえる段階で失敗してしまうという人も多いです。融資を受ける場合は書類の用意も忘れずに行うようにしましょう。